2012年08月18日
脳で考えて・・

人間は
脳で考えているのではありません。
脳というものは、
コンピューター的機能、
管理機能を持っているところであり、
いわば管理室なのです。
そのため、
脳という"機械"が故障した人は、
考えや思想を外部に発表したり、
体で表現したりすることが
できなくなることがあります。
しかし、それは
機能における障害であって、
実際は、考える力や意思を
まったく失ったわけではないのです。
これは、脳死において
もっとも根幹をなす
議論ではないかと思います。
すなわち「人間は、魂、霊体の側に、考える中枢をもっている。それは肉体の生死とはかかわりなく存在するものである。この魂こそが人間の本質であり、肉体は"乗り物"にすぎない」
ということです。
脳に反応がない場合、
その人には
考える力がまったくなく、
周りの人の言葉も
聞こえないかといえば、
そうではありません。
病気の末期のある人でも、
周りの人たちの言っていることや
考えていることが、
手に取るようにわかるのです。
『心と体のほんとうの関係』
誰でもできる「健康生活」実践のためのヒント
P38より

2012年08月18日
車の運転においては・・

車の運転においては、
同じ車であっても、
運転手が替わると、
やはり違うものです。
車の性能をよく知っている人や、
運転技術の高い人が運転すると、
見事な運転ができますが、
運転の下手な人が乗ると、
どれほど性能の良い車であっても、
上手な運転はできません。
さらには、
車の使い方や手入れの仕方の
良し悪しによって、
車を故障したり、
しなかったりします。
肉体の病気の場合も同じです。
たとえ故障のしやすい車であっても、
十分に点検しながら乗れば、
あまり故障しないで済むように
病気になりやすい遺伝子を
持った肉体だったとして、
十分に気をつければ、
病気にならないこともあるのです。
『心と体のほんとうの関係』
誰でもできる「健康生活」実践のためのヒント
P19より
