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2013年11月03日
独りゆく
「心の指針」(101) 大川隆法

『 独りゆく 』
何事にも、
心とらわれないのは楽しい。
何人にも、
念で縛られないのは、
自由でよい。
焦りの心が消えるのは、
癒しだ。
お金のことを考えなくてよいのは、
嬉しい。
各人が、
自分のことには責任を持つとよい。
自分の幸福を、
他人の一念に依存することなかれ。
ましてや他人に、
念でがんじがらめに縛られて、
自分が愛されているなどと思うな。
愛念で、
縛り、縛られるのは、
苦しみである。
なぜそのようなことに気がつかないのか。
独り心静かなるを楽しめ。
孤独さえ怖れなければ、
鹿の如く、
独り山林を歩めるのは、
愉しい。
2013年10月24日
欲の調節の加減
「心の指針」100 大川隆法

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『 欲の加減の調整 』
人生とは、自分自身を知る旅でもある。
異なる性格の人びとの群れの中で、
様々にもまれながら、
生きてゆかねばならない。
好きな人ばかりではなかろう。
ほめられてばかりでもなかろう。
否、むしろ、
批判や非難を、
雨あられとうけつつ、
ボロ傘をさして、
やり過ごす日々のほうが多かろう。
ただ、その日々を送るなかで、
不平不満で心を一杯にしたなら、
それが地獄なのだ。
嫉妬に狂ったなら、
そこに悪魔が出現するのだ。
他人の悪口しか言えない心は、
限りなく悲しい心だ。
わずかな幸福でも
数えあげれば大きなものとなる。
極端に不幸でもなく、
他人がうらやましがるような幸福でもない。
中間的な幸福に、
十分な生きがいを感じよ。
この世の幸不幸とは、
欲の調節の加減でもあるのだ。
2013年10月10日
束の間の旅
「心の指針」99 大川隆法

『束の間の旅』
その日は、誰にも平等にやってくる。
死の下の平等―。
たとえ人間の寿命が、
二百歳や三百歳に延びたとしても、
死の恐怖や、
苦しみや悲しみは、
なくならないであろう。
未来社会にも、
宗教は存続し続けるであろう。
この世がいかにバラ色に輝こうとも、
医学がいかに発達しようとも、
宗教なくば、
死の恐怖を乗り越えることは難しい。
そしてまた、
いちはやく、死の恐怖を超越した者こそ、
英雄となり、
覚者ともなるのだ。
人生も半ばを過ぎたなら、
少しづつ、
この世への執着を減らしてゆけ。
名誉心をおさえ、
利己心を透明なものへと変えてゆけ。
財産はあっても、持ってはゆけない。
怒り少なくして、
穏やかな心となることを尊ぶがよい。
あの世から見れば、
この世は、
束の間の旅にしか過ぎないのだ。
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