2012年08月21日
あまり別れを惜しんでは・・

この世に生きている人間は、
いずれは、
死という関門を通って、
家族や友人たちとの
別れを経験します。
そして、
この世での自分の実績に見合った、
次の世界、
自分の仲間がいる世界へ行きます。
それはちょうど、
自分の学力にあった中学校や高校、
大学に進んでいくようなものです。
したがって、
あまり別れを惜しんではいけないのです。
そのためには、
「諸行無常(しょぎょうむじょう)」
の気持ちを持たなければいけません。
※諸行無常:この世に存在するものは、常に変化、変転し続けており、同じ状態であり続けるものは何一つない。
ゆえに一切のものに執着してはいけない、という仏教を代表する教えの一つ。
『心と体のほんとうの関係』
霊的な目で見た「心と体」の意外な真実
P71より

2012年08月21日
架空の世界・・

あの世こそが、
ほんとうの世界であり、
この世は仮の世にすぎませんが、
この世は、また、
人間が魂修行を
するための世界でもあります。
その意味で、
この世は完全に
架空の世界であるわけでもないのです。
魂が肉体という
仮の姿をまとって
自己表現しているのが、
この世なのです。
しかし、その肉体も
やがて滅び去ることに
なっています。
したがって、
この世での幸福のみを求めても、
それは最終的な幸福ではありません。
この世での幸福が、
あの世での幸福につながる、
そうした幸福を求めていくことが
大事なのです。
それが、「悟り」
という名の幸福です。
『心と体のほんとうの関係』
霊的な目で見た「心と体」の意外な真実
P68より
