2012年09月30日
恵まれた家であるかどうか・・

Brett Jordan
赤ん坊は、
ときどき、
一人でにこにこと
笑っていることがあります。
こういうときには、
天上界の守護霊や
高級霊たちの笑顔を見て、
喜んでいることが多いのです。
生れ落ちたばかりのときには、
素直な心であるため、
このような霊視が
できることがよくあります。
しかし、だんだん、
この世になじんでくると、
そういう世界が
分からなくなってきます。
そして、
地上の世界こそが
すべての世界であると思って
生きていくようになります。
そして、
やがて他人との比較ということが
頭をもたげてきます。
最初のつまずきとして、
小学生あたりから、
友人と自分との差が
気になってきます。
着ているものとか、
恵まれた家であるかどうかとか、
このようなことが
だんだん気になってきはじめます。
この他人との比較ということを通して、
やがて、
不平不満を持ち、
心がすさんでいく人が出てきます。
早くも、
ゼロからスタートした人生であることを忘れ、
この世が自分の
永遠のすみかであるかのように
誤解しはじめるのです。
現在、みなさんが
苦しみを持っているとすれば、
その苦しみの
最初の芽生えとして、
他人との比較が
あったのではないかということを
考えていただきたいのです。
『幸福の原点』
第2章 与える愛について
P42より