2012年09月10日
その人のそばに行くと・・

つらいとき、
悲しいとき、
人間は、
どうしても悲観的な言葉を
出しやすいものです。
しかし、ここに大きな
落とし穴があるということを
知らねばなりません。
笑顔というものが
顔を飾るように、
言葉というものは、
その人の人格を飾っていきます。
常々、悲観的な
言葉を出している人には、
その周りに、
なんとも言えない、
人を寄せつけない
雰囲気というものが
漂ってきます。
その人のそばに行くと
不幸になりそうな気がして、
人々が寄ってこなくなります。
したがって、
不幸なことは小さく、
幸福なことは
大きく見ていく努力が大事です。
では、
そのためには、
どうしたらよいでしょうか。
それは、
つらいとき、
苦しいときに、
あまり愚痴を
言わないようにすること。
言ってもしかたのないことは
言わないようにすることです。
そのようなときにこそ、
むしろ、
「何か幸福なことはないか。ラッキーなことはないか」
と探すことです。
そして、
もし、それがあったなら、
それをこそ
口に出して言うべきです。
『成功の法』
第三章 成功生活の秘訣
P93より