2012年10月22日
肉親の死によって・・

Jonathan Babb
同じような外的な状況が
降りかかってきたとしても、
それへの対応策は
人によって違います。
一例をあげるならば、
親や兄弟などといった
身近な人の死があったとしても、
その死からどれほどの
ダメージを受けるかは
人それぞれなのです。
十年嘆き悲しむ人もいるでしょう。
実際、白髪となり、
病気になる人もいるでしょう。
しかし、
たんたんと生きる人もいるでしょう。
そうしたときには、
いろいろとお世話になったことには
十分に感謝しながらも、
「これからは自立していく」
という気持ちが大事だと思います。
結局は、
「根本において神を信じている」
ということが大切なのです。
「神が創られた世界ならば、悲しみと見えるものにも、何らかの役割や意味があるはずだ。神が私のことを、徹底的に害そうなどと思っておられるはずがない」
「肉親の死によって、私はいっそう強くなれるのではないか」
「友人が離反したことによって、私はさらに素晴らしい人と出会えるのではないか」
「恋人と別れたといっても、やがて私にももっと素晴らしい人がでてくるのではないか」
このように考えてみることです。
『不動心』
第五章 悪霊との対決
P159より