2012年10月01日
頭から離れない・・

loco's photos
他人との上下の感覚だけで
物事を考え始めると、
人生は
苦しみの面が多くなっていきます。
みなさんのなかには、
自分が持っていないようなものを持っている人、
自分にはないような
環境のなかで生きている人を見たとき、
心穏やかでない人もいるでしょう。
しかし、
そういう人は、
まだ本物の自分というものと
巡り会っていないのです。
「他人というものがどうしても頭から離れないときは、まだ自分の本質に気づいていない。」
ということを知らなければなりません。
結局、「世の中の人が素晴らしく見えること、自分以外の人が素晴らしく見えることが、自分を惨めにする」
という境地は、
まだまだ本物の自分というものに
ぶつかっていないということなのです。
本物の自分というものに
出会ったならば、
多くの人が素晴らしく見えてきます。
素晴らしく見えることの喜びを感じます。
そこに自分の魂の飛躍を感じます。
『幸福の原点』
第2章 与える愛について
P46より