2012年10月04日
肉体的なハンディを・・

messycupcakes
人間の真実の価値は、
その人に与えられた物の量や
世間の評価にあるのではなくて、
その人が人生の途上で発見した
真理の質にあるのです。
その深さにあるのです。
その光の強さにあるのです。
したがって、
自分がどのような経験をしたか、
どのような環境のなかに
置かれたかということは、
それほど大きなことではないのです。
そこにおいて、
その時点において、
自分がどれだけの光を
発揮したかが問題なのです。
「自分はこんな不幸のなかにある」
「自分はこんな肉体的なハンディを背負っている」
「自分はこんなひどい環境のなかで育ってきた」
と言いたい人もいるでしょう。
では、
そういう条件下にあって、
あなたはどれだけ
神の子として光り輝いたか。
それをこそ、
問われているのです。
人生は、
暗闇が濃く見えるようなときもありますが、
闇が濃ければ濃いほど、
光もまた強く見えるという
真実があるのです。
自分の闇が濃いと思うならば、
その濃い闇のなかにこそ、
新たな人生のランプを、
自分の希望の光を、
自分の悟りの光を
灯そうと考えていくべきです。
『幸福の原点』
第2章 与える愛について
P54