2012年11月10日
夜、寝るころになって・・

DKI Photography
人間は、
自分中心に
物事を考えているうちは、
なかなか幸福になれません。
「自分が傷ついたかどうか」
「自分が不幸かどうか」
ということを思っている間は、
実は幸福になれないのです。
幸福な人は、
自分のことを考えている時間が
短くなってきます。
真に幸福な人は、
一日中、自分のことなどは
まったく考えてません。
夜、寝るころになって、
ふと気がつくと、
「今日は、自分のことを考えなかったな。『私は』という主語で一度も考えなかったな」
と思う人は、
かなり幸福な人です。
「○○さんは、どうだったかな」
「あの人は、どうだったかな。うまくやれたかな」
などと、ほかの人を考え、
その人をよくしていこうと
考えている人は、
幸福な人なのです。
その反対に、
一日中、
自分のことを考えている人は、
不幸な人です。
『ストロング・マインド』
第三章 心の成熟について
P107より



