2012年11月08日
ろくなことにならない・・

Nicolas_Goulet
日本では現在、
交通事故の年間の死者は
一万人を割るようになりました。
しかし一方では、
年に三万人もの人が
自殺しています。
この自殺者の数を
何とかして減らしたいと
私は考えています。
自殺について、
総じて言えることは、
次のようなことです。
自殺する人の主な原因は、
仕事の行き詰まり、
対人関係の問題、
病気、
借金などであり、
最後は、
「苦しみから逃れたい」
という衝動で死ぬ場合が多いのですが、
結局、あの世のことが
よく分かっていないから、
そういうことをするのです。
私がさまざまな機会に述べているように、
自殺者が天国に行くことは
極めてまれであって、
地獄、もしくは
地獄以前の段階にいることが多いのです。
自殺者のなかには、
自分が死んだことが分からずに、
地上の人と
同じように生活している人や、
地縛霊となって、
自分が死んだ場所に
漂っている人が数多くいます。
したがって、
「自殺すると、ろくなことにならない」
ということを、
生きているうちに、
知識として
しっかり頭に入れておくことが
大切なのです。
『幸福へのヒント』
第一章 お父さんの幸福へのヒント
P34より



