2012年07月24日
長くても四十九日くらいまで

死者の霊は、四十九日くらいまでには、この世を去らないといけません。
ほんとうは、三週間ぐらいしたら、
もう、この世であまりうろうろしてはいけないことになっています。
それまでは、しばらく“放し飼い”にされているというか、
あの世にまだ完全には行けず、
この世とあの世を行ったり来たりしているような状態で、ふらふらしていて、
この世のいろいろな人のことを見ています。
「自分が死んだあと、葬式をどうしているか」ということから始まって、
「財産分けをどうしているか」
「会社の事業がどうなっているか」
「子供たちがけんかをしていないか」
「妻が浮気をしていないか」
など、いろいろなことが気になって、二ヶ月弱ぐらいは、
けっこうこの世をうろうろしているのです。
しかし、そのあたりで、「もう、いいかげんにしなさい」と言われます。
「神秘の法」
第一章 死後の生命
P56より