2012年06月10日
「悲劇の主人公」からの脱却 ③




結局、日を再び昇らせるための方法は、
夜るというものをあまりつかみすぎないことです。「
夜は去っていくものだ」
ということを知らなくてはなりません。
すなわち、自分を憐れむ気持ちと早く訣別しなければいけないのです。
「自分も素晴らしい仏の子なのだ」
という自覚を持ち、その自覚に支えられて生きていくこと、
とにかく前に進んでいくことが大切です。
自己憐憫に浸かっている人、悲劇の主人公にならやすい人には、
悲劇に近い環境が多く出ることも事実です。
また、自己卑下をする人には、悪口が与えられるのです。
したがって、自分をそう弱く見せないことが大事です。
そして、決して自己憐憫はせず、たんたんと自分の王道を歩んでいくことです。
ここに、日がまた昇っていくための秘訣があるのです。
ザ・伝道月刊誌
大川隆法