2013年10月24日
欲の調節の加減
「心の指針」100 大川隆法

umezy12
『 欲の加減の調整 』
人生とは、自分自身を知る旅でもある。
異なる性格の人びとの群れの中で、
様々にもまれながら、
生きてゆかねばならない。
好きな人ばかりではなかろう。
ほめられてばかりでもなかろう。
否、むしろ、
批判や非難を、
雨あられとうけつつ、
ボロ傘をさして、
やり過ごす日々のほうが多かろう。
ただ、その日々を送るなかで、
不平不満で心を一杯にしたなら、
それが地獄なのだ。
嫉妬に狂ったなら、
そこに悪魔が出現するのだ。
他人の悪口しか言えない心は、
限りなく悲しい心だ。
わずかな幸福でも
数えあげれば大きなものとなる。
極端に不幸でもなく、
他人がうらやましがるような幸福でもない。
中間的な幸福に、
十分な生きがいを感じよ。
この世の幸不幸とは、
欲の調節の加減でもあるのだ。